徒然日記

こだわりシリーズその①

こかげの森のこだわりを語る。その①

こかげの森オーナーのまりひんです。

こかげの森でこだわっていること~実はたくさんあります。
食材のこと、手作りであること、コーヒーのお盆のお花のこと、店内のこと、玄米酵素のこと、足もみのこと~それらをぼちぼちにお伝えしていこうと思います。

こかげを始めたのが2009年。
現在、丸14年を過ぎて15年目に向かっているところですが、
そういうこだわりを こかげ新聞でちらほら伝える程度だったのを、ブログで伝えていこうかなと思ってのスタートです。

なんというか、今まであったのは「気恥ずかしさ」
そういうこだわりを伝えようとも、「照れ」や「気恥ずかしさ」が勝ってしまって、忙しい中そのままスルー。。。。の14年間でした。(苦笑)

でも、伝えなければ、知ってもらいようがないですものね。

ということで、お伝えしていきます♪

記念すべき1回目は~何と言っても「手作り」へのこだわり。です。

私とマクロビの先生を出会わせてくれた方は
長女の保育園時代の園長先生でした。
今から17年前のことです。

その園長先生が
現代は「消えている音が三つある」とおっしゃってました。

一つは 【読経の声】
昔は各家で読経の声が聞こえていました。
目に見えぬものを拝む気持ち、すがる気持ち。先祖を敬う気持ち。
これは読経の声とともに、今消えつつあると。

二つ目は【赤ちゃんの泣き声】
核家族の中の子育てで、ママは一人きりで子育てしている。
赤ちゃんの泣き声が家の中に閉じ込められて、周りの人々も気が付かない。地域で子育て、というのが出来にくい時代になっている。

三つ目は【包丁の音】
電子レンジでチンすれば食べ物が提供できる。
スーパーには多くのお惣菜が並んでいる。
キッチンにまな板と包丁がなくとも暮らしていける。
トントントンという・・・包丁の音が消えた。手作り料理が激減した。

と。

当時の私は、二人目不妊で悩んでいたけれど、
もう二人目は諦めよう、自分らしく生きようと思い始めたころ。

マクロビの先生との出会いもあって

私はこの消えた3つの音のうち、
【包丁の音】を消さない人になろう
手作りを伝える人になろう

と思ったのです。

それでこかげをオープンさせて、ずっとこだわってるのは
「手作り」であること。

多くの冷凍食品やレトルトものが並び、飲食業を経営するなら、そういったものを使わなければ利益は出ないんだなとつくづく思いながら経営してきました。

わかってはいるけれども!

「こかげらしさ」は「手作り」なのだ。

「手作り」は「メッセージ」なのだと。

そう思って続けています。
始めは自宅カフェスタートで、家賃がかからないぶん、食材や手作りのこだわりが維持できるので、なんとか続けてこれたのですね。

冷凍食品やレトルトを全否定しているわけではありません。
今は技術も高くて美味しいし、上手に使えば時間の節約にもなります。

でもやっぱり、画一的な味よりも、添加物がいっぱいの味よりも
「手作り」は、愛情とか、ホッとするとか、なんか、そういうものがプラスされている。緊張した心を解きほぐすような、そして何かを育む力があるように思うのです。

こかげでは
手作りの良さを伝えたい、という想いはずっと変わっていません。

・・・・まあ、こんなことを書きながら、急に気恥ずかしくなってきました。

こういうことを自分で、真顔で言うのが苦手なのかもですね。私。

最後にオチのない話に、関西人として、着地点を見失うのかしら・・・。

そうは言っても続けていきますよ~こだわりシリーズ。

どうぞよろしくお願いします♪