3月のこかげランチは「発酵食ランチ」!
こかげの森オーナーのまりひんです。
3月6日からスタートする「発酵食ランチ」。
今回は、甘酒はもちろん、コンソメ麹、玉ねぎ麹、中華麹、トマト麹、発酵あんこ、~と
発酵調味料を作りまくって~味を仕上げています!
今回こかげ初挑戦は「ボルシチ風スープ 豆腐のサワークリーム風のっけ」です。
まあ、ヴィーガンである限りどこまでも「○○風」になっちゃいますね。ネーミングが。
ビーツではなく、くるり大根を使用した赤いボルシチ風スープが、ホントに美味しい。
もちろん牛肉入っていませんけどね。
その他デリ
・蓮根と厚揚げのタンドリーチキン風(絹ごし豆腐、味噌、カレーパウダーなどミックスしたもので漬け込んで、グリル)
・納豆入りじゃがいもおからボール梅のっけ
・レモン甘酒のクラッカー
・甘酒のつと豆腐(江戸時代の豆腐百珍に出てくるものらしく~味は「湯葉」になります!)
・根菜のごった煮(甘酒使用)
・ブロッコリーの中華麹
・春キャベツの酒粕グラタン
・水キムチ
・玄米ご飯みそのっけ
・飲み物
・白玉の発酵あんこ
で2000円(税込)になります。
営業日はこちら
3/20(祝)営業します。
こかげの森新聞2月号でもお知らせしましたが
材料費の高騰、キャッシュレス決済手数料、最低賃金の引き上げなど、なかなかに厳しい状況があって、
2024年3月からランチの価格を上げさせていただくことにしました。
経費削減につとめるも限界があり、このままこかげを廃業していく道を辿るのではなく
ランチの値段を上げて経営の安定を図りながら、お客様のお役に立てるような事業、自分がやりたいことを遂行していこうと思っての決断です。
こかげをオープンしたころにはかかっていなかった経費(消費税がだんだんアップ+キャッシュレス決済手数料で合計13%)がかかっている事実。
これは世の中の流れで、逆らいようのなものです。
2月、店内でお客様にその旨伝えると
「お店が無くなる方が嫌だから、ちゃんと経営の安定する値段をとって下さい!」
「今までよう頑張りました。(値上げは)遅すぎるぐらいやと思います。」
「今の状況では仕方ないよ~!」
とたくさんの応援メッセージを頂き、本当に感謝です。
東京の人が来れば「このランチは東京なら3500円。」
大阪の人が来れば「大阪なら2500円~3000円」と言われ続けてきましたが
うどん王国香川では「うどん基準」で価格比較されることも多いのですよね。
まあ、その葛藤がなかったといえば嘘になります。
でも
ある業者さんに「自分の価値を下げるやり方はダメですよ。」と指摘されたこともきっかけでした。
材料、調味料にこだわり、手作りにこだわり、空間にこだわってきたことは存続させたい。
自分らしくいたい。
それがこかげの価値であれば、
ちゃんとした価格設定にする。
まあ、今まで商売の基本のキが出来ていなかったのね、と言われれば、それまでですけど。
そんなこんなで、値上げの春です。
申し訳ございません。何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。