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不妊治療とわたし。こかげ10周年。

こころ からだ げんき こかげのまりひんです!
こかげの10周年記念で6月のアジアンランチにミニスイーツ「甘酒豆乳白玉」に加えて、
「ごまのケーキ」をサービスでお付けしています!

こかげをスタートさせたとき、「三年は絶対続けたい!」と思ってのカフェ・チャレンジでした。
三年目を迎える半年前に、まさか42才で妊娠するとは、という嬉しい誤算。
そして、赤ちゃんを育てながら、というめちゃくちゃに忙しい中での営業。

あっという間の10年間でした。

家族、スタッフ、友人、そして何よりお客様に応援していただいて
頑張ってこれた、と心から思います。本当にありがとうございます。

感謝の気持ちを込めて、10周年特別企画第二弾、
6月のメニュー「アジアンランチ」に「ごまのケーキ」のサービス♡です。

皆様のお越しをお待ちしていますね。
このホームぺージから予約可能です。

42才で産んだ次女はこの春小学生になりました。
学童にもお世話になりつつ、可能な限り家で「おかえりなさい」と言って迎えられるようにしています。

おおもと、こかげを自宅で始めたのは
ずっと「おかえりなさい」と言ってあげたかったから。

それまでの私は、団体職員として事務仕事をしていて、二人目不妊治療もしていて、自分に自信がなくて、他人を羨ましいと思ってばかりでした。
当時は「羨ましい病」だったかも知れません。

あの人の仕事が羨ましい。
あの人が妊娠して羨ましい。
あの人は3人も子どもがいて羨ましい。
そんなことばかり考えていました。

不妊治療真っ只中は、本当に苦しくて、
知人に「そんな考えだから赤ちゃんが出来ないのよ」なんて言われたりしたな。
その知人はすぐに妊娠するタイプで、5人の子宝に恵まれていたこともあり、
「私の気持ちの何がわかる!」とものすごく反発したことを覚えています。
内心「刺したろか!」ぐらいの怒りでした。(笑)

不妊治療をしていると、ゴールの見えない暗いトンネルを歩き続けるような苦しさ。
生理がくると奈落の底に落ちるような失望感。
完全に負のスパイラルに陥っていました。

母親業も、妻業も、仕事も~全部、中途半端。

不妊治療にピリオドを打てたのは、当時主治医だった先生に
「子どもが出来ない原因もはっきりしないし、自分らしく生きたら?」
と言われたことでした。

医者がそう言うのだから、
「家族にも堂々と言える!」と思って、家族に治療終了宣言をしました。
そう、意気揚々と。

二人目不妊は夫婦だけでなく、子ども、家族、皆の期待を背負って治療しているので意外と苦しいのです。
神社に行けば、娘が絵馬に「いもうとができますように」とか書いてるし。
なんなんだ、そのプレッシャー・・・みたいな連続。

だから自分でピリオドを打ちにくいんですよね。

で、治療終了宣言をして
不妊治療中に出会ったマクロビで、自分らしい仕事をしようと、思い立ってオープンしたのが「こかげ」です。

不妊治療中は子育てもちゃんと出来なかったんですよね。(今もちゃんとしてないけど)
子どもに八つ当たりしまくり、なんとなく後ろめたさもあって、
ちゃんと子どもと向き合いたい→「おかえりなさい」と言ってあげたい

という流れで「自宅カフェ」となった経緯です。

お~~~~っと、やっとこ話が戻りましたね。

そんなこんなで始めたこかげ、10周年です。

そして、今なら不妊治療をしていたときの自分に言いたい。

「食を変えることが大事ですよ」

そして。

「そんな考えでは妊娠しにくいよ」

です。あの、私が「刺したろか!」と思った彼女の言葉は真実でした。(笑)

こころとからだは一体ですね。

食と動と心

このバランスがとれて「健康」で「妊娠体質」になっていくのだと実感です。

自分の体の声を聞けるような~食と動と心

妊娠に限らず、とても大切なことだと思っています。